2014ベストバイ

案の定、放置したままあっという間に1年が過ぎてしまい、もはやこれだけのためのブログと言われても否定できなくなってしまっております。

今年こそはもっと更新したいなあ…。

 

さて、ベストバイです。前年もそうでしたが、あまり厳密なランク付けはせずにざっと並べてみますが…実は1位だけは確定してます。

 

車です。なんせ初だし、もちろんながら金額が金額だし。

これについては紆余曲折あったので、また別の機会があれば書いてみたいと考えています。

 

では次点以下を(画像ありません。気になる方は調べてください。一部はsummallyにあるかも?ものぐさでごめんなさい)。

 

①motherhand artisanのニット(gent)

ここ何年かニットにこだわってましたが、いいものを見つけました。

無地でライトグレー、ハイゲージなプルオーバーニット。

シンプルで柔らかくて1枚でさまになるしシャツとの相性もいい。

ネックもクルーとボートの中間くらいで自然にロールして、

奇を衒わないけれどもなかなかないかんじ。

値段もjohn smedleyくらいしますが、納得の出来です。

 

margaret howell×john smedleyのコットンニット

ニット続きですが、こちらは春夏仕様のコットンニットです。

同じくハイゲージなプルオーバーですが、肩口と裾にひっそりと編み模様が入っており、ネイビー単色でやや緩めのサイズ感ながらスウェットトレーナー的なだらしなさとは一線を画す佇まいです。

きれいにシャツと重ねても、それこそスウェット代わりでもいいかんじ。便利です。

しかしなんといっても特筆すべきは着心地です。

肌がちくちくしやすい自分でも所謂「素肌にニット」が無理なくできます。

獣毛じゃないのももちろんですが、ざらつきが全くないので、スウェットどころか長袖Tシャツ感覚で着られます。

コットンニット、集めたいと思わされました。

 

③sashikiの麦藁帽

サイズオーダーで作ってもらいました。目が詰まったきれいな形に、黒のリボン。

気恥ずかしさを感じずに長く被れそうな大人向けの逸品です。

惜しむらくは、届いたのがちょっと遅くてまだあまり被れていないこと。

今年こそ真価を発揮してくれるはずです。

 

④guidiの短靴(992)

今更と言われようが、学生時分の全盛期からずっと欲しかったのです。

定番の黒ですが、コードヴァンの裏革とかいうよくわからん素材使いで、内側が無駄につるつるしてます。

各所で散々レビューされてるのでもはや必要もないでしょうがひとつだけ。当時隆盛したモード的な格好じゃなくって、今の好みの服装でもよく合います。意外とぽってりしたアッパーが程よいボリュームで、目下迷ったら鉄板の選択になってます。

 

⑤R&D.M.Co/oldman's tailorのシャンブレーシャツ

アメカジーな印象が強すぎて実は1着も持ってなかったシャンブレーシャツですが、光沢のあるグレーの生地に狭いピッチでの薄いボタン群、細長ロングなシルエットとクラシックな雰囲気が気に入りました。

シャツにこだわりたかった2013年のベストシャツです。

 

⑥kavalのdochu coat

年末補正もあるのかもしれませんが、結局2014年もすべりこみで買ってしまったアウターです。

道中着をモチーフにしたこちらは、身頃がてるてる坊主のようにバッサリと膨らんでおり、コートというよりは外套といった趣きです。

しかしながら立った状態では意外とすっきり生地が収まり、奇抜な印象はほとんどありません(主観ですが)。

ビッグシルエットのコート需要を想像しなかった形で満たしてくれました。

余談ですが、もともとは柿渋染めのリネン素材だったところ、取扱店からの別注でウール素材を作ってもらったものだそうです。まだ新しいブランドですが、今後も注目したいです。

 

 その他にも、スイス製のアンティークウォッチ、wallflower by jun okamotoのオーダーシャツ、yaa!のイージーパンツ、定番物ではjabez cliffのベルトなど、いいものいろいろな年でした。

 

 振り返ってみると、買ったもの全般にいえることですが、購入するお店がかなり固定されてきています。

悪く言えば視野が狭くなりがちかもしれません。しかしそれぞれがそれだけ魅力的なお店なのも間違いないです。

そんな状況もあり、ライフスタイルショップという言葉に代表されるような、最近の(もうわりと前?)ショップの動向はやはり気になります。

単に商品の多角化という要素だけを切り取って、餅は餅屋だと切り捨てるのは簡単だし、確かに一面では正しいのかもしれませんが、発信者としての特性を出していく過程でそうなっていくのはむしろ歓迎したいかなあというのが今のところの考えです。

 なにをどうしたいといった大仰な展望もないただのいち消費者にすぎない私ですが、2015年も広めの視野をとりつついいものを追っかけていけたらなあと思います。